花と緑で心も体も元気に
園芸福祉実践講座
第3回目

2005年9月11日

五感で楽しむ園芸福祉
 今回は、「五感で楽しむ園芸福祉」ということで、香りやにおいのある植物、触って感じる植物について学習しました。障害のある方にも植物がどう働きかけているのか、どう楽しんでいただけるのかを考えてみました。
 実践講座では障害者施設などでも実践できる、牛乳パックでできる簡単スプラウトをつくりました。
 スプラウトとは、植物の新芽のことです。よく口にするカイワレ大根やもやしもスプラウトです。スプラウトが注目されている理由は、スプラウトには成熟した野菜の何倍ものビタミンやミネラルなどの栄養素が含まれているからです。例えばブロッコリースプラウトはなんとブロッコリーを食べるより栄養があるそうです。

 また、今後園芸福祉士として活躍されたい方々に、専門の講座の案内や長野県園芸福祉研究会の紹介も行いました。

 次回は、10月23日(日)に開催します。みんなで楽しむ、みんなを楽しませる園芸福祉について学習します。コンテナガーデン、土づくりなどについて学びます。
        
↑五感で楽しむ園芸療法について考えました。 ↑施設で実施したものです。苔玉作りを一緒にしています。土の感触を楽しめます。
↑匂いのある植物を使って
↑実のなるもの、食べられるものを育てることも大切です。 ↑触って楽しむ植物です。ごわごわ、さらさら、気持ちいい感触を楽しみます。
↑容器のつくり方を説明する更科農業高校の和田君。毎回の講師です。
↑牛乳パックを利用してスプラウトの容器をつくります。 ↑容器ができたら、このスプラウトの種をまきます。
↑10日後にはこんなに伸びてきました。
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