まちの縁側物語 |
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ウメさん 「やだよ〜。なんでこんなとこで編物なっかしてるんだ」 ハナさん「これは私のじゃねえんだよ。編んだら福祉に寄付するんだよ」「公民館に月1回集まってみんなでやってるんだよ」 とニコニコ楽しそうにしています。 ■ウメさん「やだやだ。私はひとり暮らしで人のこと、どこじゃなえよ」 「介護保険もあてにならねえし。」 「ヘルパーさんだって来たってこれはできない、あれはできないばっかじゃねえか。 だから、ヘルパーもやめてもらったよ」「電球が切れて、真暗の中でいるんだ。東京にいる、息子がこんど帰ってくるまで何にも出来やしない。 この頃足が痛くて、雪なんかふちゃって、困ったわ。ゴミも出せねえし、人のことどこじゃない。」
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