2007年 福祉教育のつどい 福祉体験学習情報交換会 (終了しました)

第1部屋台風 情報交換縁日 「福祉教育」きいてらっしゃい! みてらっしゃい!

今までの福祉教育の取組みは疑似体験などが中心でしたが、実は身近にあるさまざまな事柄に福祉教育の要素が含まれています。今回のつどいではスタンダードなものから、一見福祉教育とは関係なさそうに思われるものなど、多彩な取組みを紹介する「情報交換縁日」を開きました。
「私たちのやりかたはこんなふう」「他の活動も参考になりそう」など、この機会に気軽に情報交換をしました。
工夫をこらしたパネル・写真展示、使用済み切手で作ったしおりのプレゼント、バリアフリーかるたの紹介、車イス・高齢者疑似体験・じゅず珠体験コーナー、福祉体験から文化祭のテーマにまでなった裾花中学校、小学校の国語学習から視覚障害の方との交流を行ったやまびこ会、松代小学校、松代ふれあい交流ひろばで南アフリカのフォトジャーナリスト、ビクター・マトム氏との地域で行った交流の様子、企業が進める社会貢献と地域交流を紹介したトーシス(株)などなど興味深い取組みが紹介されました。ホット一息コーナーでは86歳の男性が焼いたパウンドケーキと南アフリカのルイボスティもありました。

↑盲導犬の話を聴く ↑さあいらっしゃい、我が校の自慢は!
↑スチューデントカンパニープログラムを説明する長野東校の営業部長。 ↑今度来てもらえますか。商談成立か!
↑じゅず玉はこうやってつなげるんだ。 ↑バリアフリーかるたで遊ぶ。
↑じゅず玉とバリアフリーかるた、カレンダー。 ↑高齢者疑似体験、車椅子も登場。
第二部 シンポジウム  あらためて「福祉教育」ってなんだろう?

一言で「福祉教育」と言ってもいろいろなやり方考え方があります。学校の先生、ボランティアグループ、地域のみなさんなど、それぞれの立場で意見を交換する全員参加のシンポジウムでした。シンポジウムのスタートは、お互いに知り合い、話が出やすくなるような和やかな雰囲気づくりです。

以下の質問に赤と青のカードをあげて答え、人の意見を聞きながら自分はどう考えるかを次々に答える方法で行われました。小学生、中学生、高校生そして障害をもった方の参加により、深い学びの場になりました。
Q 福祉教育は学校が中心になって行うものだと思いますか?
Q 福祉教育は子どもを対象に行うものだと思いますか?
Q 福祉教育は弱い立場の人への理解や思いやりを育てることだと思いますか?
そして最後に、
「福祉教育のつどい」に参加して自分が感じた事を一行の詩に書いてもらいました。それをつなぎ合わせると、なんと福祉教育の大きな詩になりました。
フィナーレ

すべての人が共に生き共に暮らす地域を目指し、思いをこめて、麦っ子広場のみなさんが「麦っ子の唄」、そして参加者全員で「しあわせのうた」を麦っ子広場の井上和美さんのアコーディオン、視覚障害の堀越喜晴さんのギター、手話グループひだまりの手話うたで、唄いつどいは終了しました。